DMMFXの口座を使い始めたけど、使ってみて「自分には合っていないな」と感じる方もいるかもしれません。
例えば、通貨ペアが少ないとか、もっと少額でトレードしたいと思っている方には、合っていないのかもしれません。
だからといって、すぐに口座を解約することはおすすめしません。しかし、口座を放置しておくのも気持ち悪いと感じる方もいらっしゃると思います。
そこで、DMMFXの口座を解約しようと考えている方のために、DMMFX口座の解約方法を解説させていただきます。事前準備から口座解約に必要な手続き、その他口座解約の質問などをまとめてみました。
さらに、口座解約後もFXを続けていく方であれば、ご自分に合った口座を探して、トレードを続けていかれるかと思います。
そのためのヒントとなるようなことも解説させていただきました。よかったら、口座解約手続きと併せて読んでいただけたらと思います。
DMMFX口座の解約方法
まず、口座解約手続きの前に準備しておかなければならないことがあります。口座の解約後ではできないことも解説しているので、口座解約前に是非目を通しておいてください。
事前準備
以下、準備事項を箇条書きにしてみました。
- DMMFXの口座を解約するためには、口座残高を「0円」にしなければなりません。
- DMMFXの口座解約が完了すると、確定申告などで必要な各種帳票が取引画面から出力できなくなります。ですので、口座解約をする前に必要な書類を出力しておきましょう。
- DMMFXの口座を解約すると、DMMCFD、DMMバヌーシ、DMM株口座を持っている場合、原則すべての口座が解約されます。
- 口座開設キャンペーンや、その他キャンペーンなどのキャッシュバック対象である場合、キャッシュバック付与時に口座解約をしてしまうと、キャッシュバック対象としての資格を失ってしまいます。
以上、問題なければ、解約手続きに入ります。
DMMFX口座の解約に必要な手続き
DMMFXの口座を解約するにあたり、郵送での手続きは不要です。解約は以下のフォームから行います。
https://securities.dmm.com/form/inquiry/cancel/?type=fx
DMM株口座を含む解約は以下のフォームから行います。
https://securities.dmm.com/form/inquiry/cancel/?type=stock
- 口座解約依頼にチェックします。
- お名前、メールアドレス、電話番号、生年月日、登録住所、お客様番号をそれぞれ入力し送信します。
お客様番号は「メニュー」>「マイページ」>「お客様番号の確認・変更」にて確認できます。数日程度で口座の解約手続きは完了します。
次に、DMMFXの口座解約に関する質問をまとめてみました。
DMMFX口座の解約に関する質問
以下では、「DMMFXの口座解約したけど、取引を再開したい場合はどうすればいい?」「海外に移住するとき口座はどうするの?」、「デモ口座の解約をするには?」について解説します。
DMMFXの口座を解約したけどもう一度取引を再開したい
DMMFX口座を解約後、取引を再開したい場合は口座再開の手続きが必要です。
https://securities.dmm.com/register/pc/resumption.html
解約時の口座IDとパスワードがわかる場合は解約時の登録情報を自動入力させることができます。わからない場合は上記のフォームより再開申込手続きを行います。
なお、この再開申込フォームは個人口座のみで利用可能です。法人口座の再開には、新たに口座開設の手続きが必要です。
再開申込フォームの記入事項
- 再開を希望する口座の種類にチェックします。
- お名前、性別、生年月日、電話番号、メインメールアドレス、住所を入力します。
- ログインID、初期パスワードの書面送付を希望する場合は「はい」にチェックします。
- すべての入力をおこない送信します。
海外へ移住するけど、口座はそのままでいいの?
日本国外に居住することになった場合は、口座の解約が必要です。口座解約前には確定申告で必要な各種帳簿の出力を行い、口座残高を「0円」にしてから、上述の解約フォームより解約手続きを行います。
デモ口座を解約するには?
DMMFXのデモ口座はメールアドレスがあれば、最短1分で誰でもすぐに口座開設ができます。DMMFXのデモ口座を持っていれば、無料でFX体験をすることができる便利なサービスです。
そんな便利なDMMFXのデモ口座ですが、解約することはできません。ユーザー登録から3か月後に自動的に解約されます。それまではFX体験を満喫しましょう。
以上解約に関する質問について解説をしてきました。もしよかったら、口座を解約する前に自分に合った口座の見つけ方や口座の便利な使い方を読んでみてください。
それからでも、口座の解約は十分間に合います。
どんな口座が自分に合うのか
口座を解約し、FX自体をやめてしまう場合もあれば、他の口座へ資金を移動し、再度FXに取り組む場合もあるかと思います。
新たに口座開設するにしても、自分の目的に合った口座を選ばなければ、口座を転々とさまよってしまうかもしれません。そうならないためにも、以下の点に注意して口座を選ぶことをおすすめします。
FX会社に何を求めるか
まず、知っておいていただきたいのが、FX会社ごとに特徴があるという点です。
FX会社の「トップページ」や「選ばれる理由」という項目を見れば、そのFX会社の「売り」を把握することができます。
例えば、取引ツールが使いやすく、初心者でも直感的に使えることを売りにしているFX会社であれば、初心者にとって始めやすいFX会社なのかなと考えられます。
反対に高機能なツールを提供していて、スキャルピングトレードなどの取引規制を行っていないことを売りにしているのであれば、中上級者でスキャルピング取引をしている人が使いやすいFX会社なのかなと考えられます。
ですので、FX会社の特徴を押え、自分に合ったところに口座開設をすることで、使い続けられる口座に出会うことができるのだと思います。
とはいっても、「どのような口座が自分に合うのかがわからない」という方もいらっしゃると思います。もし、あなたが「どのような口座が自分に合うのかがわからない」という状態であるならば、取引口座を検討する前にご自分のトレードスタイルを構築することからはじめてみたほうがいいかもしれません。
続けるためのトレードスタイル
あなたはどのようにトレードスタイルを決めていますか?「時間がないからスキャルピングトレードをしよう」とか、「勉強するのが面倒だから自動売買にすべてを任せよう」など、なんとなく決めていませんか?
トレードは自分に合ったトレードスタイルで行わなければ、勝ち続けることは難しくなります。
なぜなら、自分に合ったトレードスタイルでなければ、続けられないからです。トレードは1回だけ利益を出せばいいものではなく、勝ち負けを繰り返しながらも、収益曲線を右肩上がりにしていかなければなりません。
ですから、自分が続けられるトレードスタイルを決める必要があります。では、どのようにトレードスタイルを決めればよいのでしょうか?
トレードスタイルとは
トレードスタイルは、ご自分の性格やライフスタイルを基準に決めていきます。性格が一点集中型であれば、短時間でも集中力を発揮できるスキャルピングトレードなどが向いています。
反対に集中力には自信がないけど、気が長く、待つことは苦にならないという方であれば、スイングトレードに向いています。
まずは、ご自分の性格からどんなトレードスタイルが向きそうなのかを判断してみます。
次にライフスタイルです。ご自分のライフスタイルからトレードに充てられる時間帯などを把握します。
帰宅後、数時間まとまった時間をとれるのであれば、チャートに集中しスキャルピングトレードなどもできます。
しかし、帰宅後は副業をやっているために時間がないという方であれば、チャートの確認時間を分散してもトレードが行えるスイングトレードを選択するなど、ご自分のライフスタイルから考えて無理のないトレードスタイルを選択することになります。
このように性格とライフスタイルからご自分のトレードスタイルを構築して、トレードスタイルにあったFX会社を選択します。
では、性格やライフスタイルからトレードスタイルを決め、トレードスタイルに合った口座でトレードしてみたとします。しかし、自分には合わないなと思った場合でも、すぐに口座を解約せず、その口座を維持しつつ別の口座と併用することもできます。次は口座を併用して上手に使う方法を見ていきましょう。
口座の上手な使い方
上述したようにFX会社によってそれぞれの特徴があります。その特徴が、ご自分のトレードスタイルに合っていない口座だとしても、別の口座と併用することで、違った使い方が見えてくるかもしれません。
例えば、スイングトレードで、大きな流れをとらえるために、情報が豊富なFX会社に口座を開設したとします。しかし、スイングトレードは待つことが多いので、自分には合わないなと感じたため、トレードスタイルをスキャルピングトレードに変更しました。
すると思っていた以上にしっくりいったので、スキャルピングトレードに強いFX会社の口座を新たに開設して資金も移動させました。この時に、情報が豊富なFX会社の口座を解約することもできますが、解約せずに移行先の口座と併用することもできます。
スキャルピングトレードだとしても、大きな流れがどっちにあるのかは、ある程度把握する必要があります。ですので、情報が豊富なFX会社の利用価値は残っています。わざわざ解約する理由はありません。
また、別の使い方としては短期トレード口座と中長期トレード口座を分けてしまうことで、短期トレードと中長期トレードを明確に線引きすることができます。
スキャルピングトレード、デイトレードは短期トレード口座で、スイングトレード、スワップポイント狙いの長期トレードは中長期口座で行います。
口座を明確に分ければ、ポジション管理がしやすくなります。短期トレードと中長期トレードを1つの口座で管理していれば、間違った決済や損切りなどをしてしまう可能性も高くなります。
また、短期トレードとしてエントリーしたのに、損切りが嫌で、中期トレードに移行してしまうな事態を防止するための役に立つかもしれません。
ですので、自分に合わない口座だなと思っても、すぐに口座を解約しなくとも、トレードをしていくうえで、いずれ利用価値が出てくる可能性もあるかもしれません。そうなれば、口座を併用することで、より快適なトレードライフを送る一助となってくれるはずです。
まとめ
DMMFXの口座解約手続きについて解説してきました。解約するにあたっては、
- 口座残高を「0円」にしておくこと。
- 確定申告などで必要な各種帳票を出力しておくこと。
- キャッシュバック対象である場合、口座解約することでその資格を失ってしまう。
以上問題なければ、専用フォームから解約手続きを済ませることができます。
また、ご自分にあう口座を見極めるためにトレードスタイルを決めることもおすすめしました。
そして、口座を解約する前にご自分のトレードライフをより快適にするために、FX会社の特徴を活かした、口座併用方法などを提案させていただきました。
口座はトレードをする場というだけのものではなく、ご自分のトレードスタイルを補完してくれる、いわば相棒のようなものです。相性もあると思いますが、上手に使ってあげることで頼りになる良い相棒となるかもしれません。