ひまわり証券は、FXのパイオニアとして20年以上、FX取引サービスを続けている老舗でユーザーからの信頼度が高い証券会社です。「ループ・イフダン」という自動売買システムを取り入れていたり、1,000通貨(およそ5万円~10万円ほど)から取引できる特徴があるため、初心者の方にも向いているでしょう。
今回は、そんなひまわり証券の口座開設の流れや手順、必要な本人確認書類についてご紹介します。またひまわり証券のメリット・デメリット、向いている人もご紹介しているので、どこのFXの口座を作るか悩んでいる方もぜひ、参考にしてください。
ひまわり証券の基本情報
手数料 | レバレッジ | 米ドル/円 |
無料 | 25倍 | 1.0銭 |
通貨ペア | 初回必要入金額 | 証拠金率 |
24通貨ペア | 0円 | 4% |
こちらはひまわり証券の基本的な内容となっています。後ほど他社との比較を交えて詳しく解説していきます。
ひまわり証券の口座開設・申し込みを行うときに必要な書類は?
ひまわり証券の基本情報を確認しました。以下では、ひまわり証券で口座開設の申し込みを行うときに必要な書類について、個人と法人に分けてご紹介していきます。取得までに時間がかかるものもあるので、すぐに口座を開設する気がない方も、参考までに読んでみてください。
個人の場合
個人の場合、マイナンバーカードの有無、通知カードの有無、顔写真付きの本人確認書類の有無などで必要な本人確認書類や枚数が異なります。
マイナンバーカードを持っている方
- マイナンバーカード
マイナンバーカードを持っている方であれば、マイナンバーカード1枚で口座開設ができます。
マイナンバーカードはないが通知カードと顔写真付きの本人確認書類がある方
- 通知カード
- 顔写真付きの本人確認書類1枚(運転免許証、運転経歴証明書、パスポート、在留カード、特別永住者証明書のいずれか)
通知カードとは、マイナンバーが書かれた紙のカードのことです。マイナンバーカードと異なり申請などは不要で、2017年10月~12月に市町村から全国民に配布されています。
本人確認書類は、住所変更がある場合、表面だけでなく裏面も送付しましょう。
マイナンバーカード、顔写真付きの本人確認書類がなく、通知カードがある方
- 通知カード
- 本人確認書類2枚(各種健康保険証、各種年金手帳、印鑑登録証明書、住民票の写しまたは住民票記載事項証明書のいずれか)
印鑑登録証明書、住民票の写し、住民票記載事項証明書は、発行から6ヵ月以内のものが有効です。
マイナンバーカード、通知カードともにない方
- マイナンバー記載の住民票
- 本人確認書類1枚(運転免許証、運転経歴証明書、パスポート、在留カード、特別永住者証明書、各種健康保険証、各種年金手帳、印鑑登録証明書のいずれか)
マイナンバーも通知カードもお持ちでない場合、マイナンバー記載の住民票が必要です。住民票取得時に、「マイナンバーが記載のもの」などと申し出ないと、マイナンバーが隠された住民票が発行されてしまう自治体もありますので、ご注意ください。こちらも発行から6カ月以内の住民票が有効です。
法人の場合
法人の場合の必要書類は以下の通りです。
- 登記簿謄本
- 代表者の本人確認書類、および取引担当者の本人確認書類
- 法人番号指定通知書、または税庁法人番号公表サイトの法人番号検索結果のハードコピー
法人の場合は全てないと口座開設できないため、早めに準備しておきましょう。
ひまわり証券の口座開設申し込み時の流れ
ひまわり証券の口座開設のおおまかな流れは以下の通りです。5分~10分程度で申し込みが完了します。
- 必要事項の入力
- 本人確認書類の送付やアップロード
- 審査、口座開設
- 入金後、取引開始
ひまわり証券の口座開設や維持費は無料です。
ひまわり証券の口座開設について、上記の手順をそれぞれ詳しく解説していきます。
必要事項を入力する
「無料口座開設はこちら」をクリックし、申し込みを行います。FX口座の開設とくりっく株365口座の開設を行えます。くりっく株365とは「日経225やNYダウが業界最安の手数料で売買できる」口座です。株価指数によって利益を得るためFXとは勝手が違います。FX以外の口座は要らない人は、「FX口座を解説する」にチェックを入れて申し込みましょう。
電磁的方法により交付する書面と確認事項を読んで、納得できれば同意にチェックを入れましょう。氏名、生年月日、住所、連絡先、メールアドレス、勤務先情報、取引関連情報、投資経験、コース選択などを入力していきます。
本人確認書類を提出する
上記の本人確認書類のセットを提出します。本人確認書類はスマートフォンや携帯電話のカメラで撮影した後、「必要書類のアップロード」から写真の添付を行えば完了です。スマートフォンや携帯電話を持っていなかったり、扱い方が苦手な方はメールやFAX、郵送での提出もできますので、ご安心ください。
審査、口座開設される
申請者は特に準備しておくことはないので、開設されるのを待ちましょう。入力情報や本人確認書類に不備があった場合は、その旨をひまわり証券の方から連絡していただけます。個人口座開設の場合は、最短3営業日で、法人の場合は最短1周間で通知されます。
入金して取引を開始する
審査結果に記載されているログインIDでログインし、入金を行います。入金方法は、金融機関の窓口やATMから口座に振り込みをする「通常入金」と、インターネットバンキングから入金を行う「クイック入金」の2つです。
通常入金は入金後反映されるまで時間がかかりますが、クイック入金なら入金後即反映されます。入金が確認できたら早速取引を開始しましょう。口座開設や維持のための費用はかかりませんので、ご安心ください。
ひまわり証券にはFXのデモ口座も存在する
ひまわり証券ではFXのデモ口座も用意されています。「FX取引をやりたいけど損失が出たらどうしよう」「操作方法や売買の雰囲気を知りたい」と考えている方は、無料のデモ口座を開設してみましょう。入力するものは、氏名・住所・メールアドレスのみで最短1分で始めることができ、300万円の仮想のお金を本番同様のFX取引で使用できます。
ひまわり証券のメリット・デメリット
ひまわり証券の口座開設の方法や必要書類が分かったと思います。しかしFX口座の開設をどこで行おうか、まだ考えている方もいらっしゃると思います。そんな方のためにひまわり証券のメリット・デメリット、またひまわり証券が向いている人の特徴についてご紹介していきます。
ひまわり証券のメリット
自動売買が簡単にできる
ひまわり証券には「ループ・イフダン」という自動売買の機能があり以下のことを決めるだけの簡単設定で始めることができます。
ポイント
- 通貨ペアの種類
- 買いと売り
- 取引単位
- エントリーと決済するレート価格
一度決定するとスマートフォンやパソコンを開かなくても自動で売買してくれるので、FXを本業としていないサラリーマンや家事・育児を行っている主婦など、日中忙しくてチャートをずっと見ることができない方に特におすすめです。
FX口座がある証券会社は、自動売買のシステムを入れていますが、「新規手数料と決済手数料」を取られることもあります。特に自動売買の場合は、性質上頻繁に取引を行うので取引手数料にお金がかかる場合は一回一回は少額でも、トータルすると高く付きます。
ループ・イフダンでは取引手数料が無料なので、売買回数が多くなっても心配がいりません。取引手数料の分だけ他の自動売買システムに勝ちやすいことにもなります。
FXを学べるセミナーが充実している
ひまわり証券では、FXを行う人のレベルに合わせて4つの動画を作成しています。そのうち3つは、口座開設していなくても視聴できます。
初心者向け
- FX用語などの基礎知識、取引ツールの使い方、知って得するテクニックや便利機能の解説などの動画
トレーダー向け
- トレードに役立つ情報を毎日10分間で配信
- 専門分野に強い講師が、経済分析(ファンダメンタルズ)、テクニカル分析、などのトレードに役立つスキルアップ情報を配信
- チャートトレードやテクニカルトレード、経済インターバンクの攻略方法を配信(口座開設者限定)
特に初心者向けの動画は、FXを始めたばかりの人であれば見るだけでレベルアップできるので、ひまわり証券で口座を開設していない方もぜひ視聴してみてください。
少額から取引できる
ループ・イフダンでは1,000通貨での取引が可能なので、少額で自動売買を行ってみたい方にも適しています。リターンは少なくなりますが、なるべくリスクを抑えてFXの自動売買を行ってみたい初心者の方におすすめです。
無料でデモ口座が開設できること、少額から取引ができることも、ひまわり証券のメリットです。
ひまわり証券のデモ口座では仮想資金300万円を使って、実際と同様にFXを行えます。仮想資金を使うので損失を出してしまっても実際のお金に影響はありません。リスクを負わずにFXを体験できるのがデモ口座のメリットです。
老舗の証券会社なので安心
ひまわり証券は、個人投資家に向けてFX取引サービスを提供した初めての証券会社です。サービス提供から20年が経過しており、自己資本比率も高いので安心感があります。
ひまわり証券のデメリット
スプレッドが高い
ひまわり証券は他の証券会社と比べて、ループ・イフダンの自動売買機能ではスプレッドが低いですが、自分で取引を行う場合はスプレッドが高くなります。「スプレッドが広い=1回の取引におけるFX会社の利益が大きい」と考えられます。
スプレッドが高い証券会社で短期取引を行うと取引手数料分、損をすることが多くなるので、ひまわり証券では長期運用目的で口座を開設するほうがいいでしょう。
お客様サポートの受付時間が短い
ひまわり証券のお客様サポートの受付時間は、平日9時~17時で、電話での受付となっています。土日・年末年始は受付を行っていません。夜にしか取引できない方は問い合わせをすることができません。
24時間サポートを行っていたり、チャットやSNSで問い合わせられるFX会社と比較すると、質問しやすい体制だとは言えないでしょう。
高金利の通貨を取り扱っていない
ひまわり証券では、「メキシコペソ」や「トルコリラ」などいわゆる高金利通貨と呼ばれる通貨を取り扱っていません。また高金利通貨だけでなく、スワップポイントも他社と比較すると低く、スワップポイントでコツコツ稼ごうと考えている方には向いていません。
まとめ
ひまわり証券の口座開設は、必要書類さえ持っていれば簡単に行うことができます。窓口に向かう必要もないので、自宅ですぐに申し込みが完了します。
この記事を読んでひまわり証券に向いていると考えた人は、簡単に口座開設できるのでぜひ検討してみてください。