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FXの口座開設先を選ぶ時の観点と考え方のまとめ

FXを始めようと思って、口座を選ぶときは少しでも自分に合った口座を選びたいですよね。しかし、漠然と自分に合った口座といっても何が合うのかわかりません。

そこで、この記事では口座を選ぶ際に考慮すべき観点を解説してみました。また、複数口座を持つことのメリットについても触れています。口座開設で迷っている方や、口座を1つだけしか持っていないという方にも参考になると思いますので、是非読んでみてくださいね。

FX口座を選ぶための6つの観点

FX口座にはそれぞれの会社の特徴が出ます。スプレッドの狭さを売りにしているFX口座もあれば、取引ツールが売りのFX口座もあります。FX口座を比較するときによく使用される観点には以下のものがあります。

  1. コストの観点から重視されるスプレッド
  2. 長期投資の観点から重視されるスワップポイント
  3. トレードをスムーズに行うという観点から重視される取引ツール
  4. 分析という観点から重視されるチャート性能
  5. お得にトレードするという観点から重視されるキャンペーン
  6. 万が一のリスクに備えるための観点から重視されるFX会社の信頼度

などがありますので、1つずつ見ていきましょう。

1.コストの観点から重視されるスプレッド

FX会社の口座比較で最も比べられやすい項目としてあげられるのが「スプレッド」です。スプレッドは実質的な取引コストとなりますので、短期トレーダーにとっては最も重要な観点と言えるでしょう。

しかし、ただ単にスプレッドが狭いだけで、売りや買いの注文がしっかりと通らなければ意味がありません。注文がしっかり通るためのFX会社の能力のことを「約定力」と言います。

約定力について言及しているFX会社はあまり多くないので、約定力の目安として約定率やカバー取引先銀行の数などを参考にしましょう。

2.長期投資の観点から重視されるスワップポイント

スワップポイント」もスプレッドと同様にFX会社の口座比較で比べられやすい項目の1つです。スワップポイントとは、金利の高い国の通貨を保有することで得られる金利差調整分のことです。

スワップポイントは保有日数に応じて得られる利益が大きくなるので、主に長期トレードを行う際に気にすべき観点と言えます。各FX会社によってスワップポイントに違いが出てくるので、なるべくならスワップポイントの高いFX口座を選びたいところです。

3.トレードをスムーズに行うという観点から重視される取引ツール

取引ツール」はPCやスマホで使えるアプリを各FX会社が独自に提供しています。取引ツールに関しては事前にあれこれ比較したとしても、実際に使ってみないことには自分に合っているのかどうかはわかりません。ですから、デモトレードなどで実際に使ってみることをおすすめいたします。

慣れなどもありますが、直感的にわかりやすいプラットフォームを提供してくれるFX口座であれば、ユーザビリティの高い会社という認識もできるので、他のサービスでもユーザーに寄り添ったものが期待できるのではないでしょうか。

4.分析という観点から重視されるチャート性能

テクニカル分析は特に短期トレードでは欠かせません。チャートの見やすさはもちろんのこと、チャートから注文へとスムーズに移行できるのか、なども気になるところです。しかし、「チャート性能」についてもやはり実際に使ってみないと把握しにくいでしょう。

取引ツールやチャート性能はトレードにおいて重要な項目と言えるので、文字情報や画像情報だけでなく実際に使ってみて使いやすさや性能を比較することをおすすめいたします。

5.お得にトレードするという観点から重視されるキャンペーン

キャンペーン」は各社でいろいろなものを用意しています。もっとも多いキャンペーンは口座開設時のキャッシュバックではないでしょうか。キャッシュバックはその金額も気になりますが、それよりもどのようにしてキャッシュバックが得られるのかを確認しておきましょう。

いくら大きなキャッシュバックが提示されていても、条件が厳しいものであればキャッシュバックをもらうことが難しくなってしまいます。また、キャッシュバックを気にしすぎて無謀なトレードをしてしまい損失を出してしまっては意味がないので、無理なく自分のトレードを行った上でもらえるものを狙いましょう。

6.万一のリスクに備えるための観点から重視されるFX会社の信頼度

最近ではFX会社に信託保全が義務付けられているので、万が一のリスクにも対応しています。ですから、FX会社の信頼度は上がったと言えるでしょう。

信託保全とは、FX会社が顧客から預かった証拠金を信託銀行に信託することで、万が一FX会社が破綻した場合でも、顧客の資産が保全されるという仕組みのことです。

さらに、有名な証券会社がFXのサービスを提供していたり、上場会社のグループ企業だったりと各FX会社の信頼度も年々上がってきています。

ですので、「信頼度」に関しては、ある程度の有名なFX会社であれば、問題はないと言えるでしょう。

このように、FX口座はいろいろな観点から比較されますが、口座選びで一番重視すべき観点は自分の目的から考えることです。では次にFXトレードにおける目的とその手段について深堀していきましょう。

自分の目的を明確にして手段に合ったFX口座を選択する

FXトレードをするにあたり一番の目的は資産を増やすことではないでしょうか?その目的を達成するための手段としてトレードがあります。では、手段にあたるトレードにはどのようなものがあるのでしょうか。トレード方法には以下ようなものがあります。

  • スキャルピングトレード
  • デイトレード
  • スイングトレード
  • ポジショントレード・スワップトレード

以上のようなトレード方法があるので、その方法に合った口座を選ぶべきです。

スキャルピングトレード

超短期取引ですので、スマホでトレードするよりもPCでのトレードの方が向いています。チャート性能から発注スピード、約定力まで高い総合力が求められるトレードスタイルと言えるでしょう。

また、注意しなければならないのが、FX口座によってはスキャルピングトレードが禁止されているところもあるので、事前に調べておく必要があります。

さらに、スキャルピングトレードは複数回のトレードを行うので、コスト面にも注意しなければなりません。FXのコストとしてはスプレッドが主要なものであり、狭い方が有利にトレードできますが、前述したように「約定力」も兼ね備えたところを選びたいところです。

そして、複数回のトレードを行うことになるので、トレード回数に応じたキャッシュバックなどのキャンペーンを上手に利用することで、より有利にトレードを進めていくことができます。

デイトレード

スキャルピングトレードほど取引回数が多くないにしても、1日に数回はトレードを行うので、やはり取引コストとしてのスプレッドは狭い方が良いでしょう。

しかし、スキャルピングトレードほど厳密なエントリーポイントや決済ポイントが求められるわけではないので、約定力が多少劣るFX口座でも十分通用すると思います。

また、スキャルピングトレードと違いデイトレードを禁止しているFX口座はないので選択の幅は広がるでしょう。さらに、デイトレードでも重視されるのはテクニカル分析なので、自分の使いたいチャート分析機能を備えたFX口座を選ぶことになります。

以上に加えてトレード回数もある程度多いので、キャンペーンを利用して有利にトレードができるFX口座を選択しても良いでしょう。

スイングトレード

比較的長い時間ポジションを持つことになるので、トレード回数自体は短期トレードに比べると大きく減ります。また、短期トレードに比べて大きな流れがより重視されるので、情報の質や豊富さをFX口座に求めることになります。つまり、テクニカル分析とともに、ファンダメンタル分析も重視することになるのです。

日々のニュース配信サービスはもちろんのこと、レポートなども使って方向性を把握します。そして、テクニカル分析も行うので、チャート性能についても使いやすいものが良いでしょう。

しかし、短期トレードと比べて、エントリーポイントは厳密なものを求めないので、ある程度の基本的な性能があれば問題ありません。また、スイングトレードでは、数日間ポジションを保有することになるので、出来ればスワップポイントも高い方が良いでしょう。しかし、スワップポイントの優先度はそこまで高くはありません。

ポジショントレード、スワップトレード

どちらも長期投資をメインとするので、ファンダメンタル分析が欠かせません。FX口座を選ぶ際は日々のニュース、レポートはもちろんのこと過去の分析も行った方が良いでしょう。

過去データが参照できると、現在データとの比較ができ、今後の方向性を計るためのヒントにもなります。ですから、過去データの見やすさなども比較してみたほうが良いかもしれません。

そして、長期間保有することになるので、高いスワップポイントに目が行きがちですが、スワップポイントだけでなくFX会社自体の信頼度も考慮しておきましょう。

以上、トレードの方法別にマッチするFX口座を見てきました。FX口座やトレード方法は1つだけに絞る必要はなく、稼ぐための手段として複数持っている方が便利です。次は複数口座を持つ利点を探っていきましょう。

複数の口座をもつメリットとは

短期トレードなら短期トレードだけ、長期トレードなら長期トレードだけ、と明確に区切ってトレードするのも初心者のうちは良いでしょう。しかし、慣れてくれば相場状況に合わせて短期トレードと長期トレードを組み合わせて行うことで、より有利にトレードをすすめることができるのではないでしょうか。

どのような相場にも対応できるようになれば、収益機会はさらに広がることになります。重要なイベント前にはどうしても動きにくい状況が続き、なかなか手を出しにくいのも事実ですが、反応を取るだけのスキャルピングトレードならある程度対応することができます。

ですから、短期トレードと長期トレードを組み合わせて行うことでより有利にトレードを進めることもできるのです。

もちろん、短期トレードと長期トレードをする際に1つの口座で行っても良いのですが、口座を分けることでメリットが多くなると思いますし、分けることに大きなデメリットはありません。

トレード方法ごとに複数口座持つメリットとして

  • 短期トレードと長期トレードのポジション管理がしやすくなる
  • 短期トレードと長期トレードの口座を分けることで、マインドの切り替えがしっかり行える

などがあります。

短期トレードと長期トレードのポジション管理がしやすくなる

短期トレードと長期トレードで口座を別々にすることで、決済ミスを防ぐことができす。なぜなら、口座ごとにポジションを管理するので、明確にポジションが区別でき、決済ミスを防ぐことができるからです。

例えば、ある口座で長期保有のポジションを持っていたとします。その口座で長期ポジションと同一方向の短期ポジションを持った場合、ポジションが明確に区別されていないので、決済するときに間違ってすべてのポジションを決済してしまうなどのミスが発生するかもしれません。

しかし、短期トレードと長期トレードで口座を分けておけば明確にポジションが区別されるので、決済ミスの発生確率を抑えることができます。ですから、口座を分けてしまった方がポジションの管理面などから見ても、ミスの発生を抑えることが可能となるのです。

短期トレードと長期トレードの口座を分けることで、マインドの切り替えがしっかり行える

短期トレードと長期トレードの口座を分けることで、マインドの切り替えがしっかり行えます。マインドの切り替えを行うことで、短期トレードと長期トレードを明確に区別できるので、発注ミスを防いだり、記憶を整理したりすることにも役立ちます。

例えば、スキャルピング専門の口座ではチャートと注文画面のみのレイアウトにして、すぐにトレードができる状態を作っておきます。一方で、スワップトレードの口座では、チャートとニュース、ポジション状況のみのレイアウトにして、敢えて注文画面を表示させません。

こうしておけば、チャートやニュースを見てからでなければ注文できないので、長期トレードをする際に焦って注文をしてしまうようなミスの発生確率も抑えることができます。

長期トレードではピンポイントで入らなければならない状況はあまりないので、まずはチャートやニュースの確認を優先させることで、安易なトレードを防ぐことができます。

このように、短期トレードと長期トレードで見る情報自体を変えてしまい、注文のしやすさも区別しておくことで、強制的に短期トレードと長期トレードのマインドが切り替わるような仕組みを作っておくこともできます。また、口座を分けることで短期トレードと長期トレードの記憶の整理にも役立ちます。

まとめ

以上FX口座を選ぶ際の6つの観点や考え方を見てきました。FX口座選びの6つの観点をもう一度まとめると、

  1. コストの観点から重視されるスプレッド
  2. 長期投資の観点から重視されるスワップポイント
  3. トレードをスムーズに行うという観点から重視される取引ツール
  4. 分析という観点から重視されるチャート性能
  5. お得にトレードするという観点から重視されるキャンペーン
  6. 万が一のリスクに備えるための観点から重視されるFX会社の信頼度

以上の観点から口座の比較すべきポイントを把握して、トレードの方法別に自分に合った口座を選んでいくことになります。

トレード方法 比較ポイント
スキャルピングトレード スプレッド、約定力、チャート性能、キャンペーン
デイトレード スプレッド、チャート性能、キャンペーン
スイングトレード ニュース、レポート、チャート性能、スワップポイント
ポジショントレード・スワップトレード ニュース、レポート、スワップポイント、過去データの見やすさ

上表のポイントに注意しながら口座選びを行います。そして、口座を複数持つことで、ポジションの管理や記憶の整理にも役立つことをお伝えしました。

使ってみなければわからないことも多くあるので、ある程度の目安をつけたら口座開設をして実際に使ってみることをおすすめいたします。

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