疑問
- LINE FXのスプレッドはいくらなんだろう?
- スプレッド以外の手数料はかかるのかな?
- そもそもスプレッドってなに?
このような疑問にお答えします。
記事の内容
- スプレッドの基礎知識
- LINE FXのスプレッドはいくら?
- LINE FXのスプレッドの注意点
- LINE FXはその他に手数料はかかるの?
FXを始めるとき気になるのは「使いやすさ」や「サービス内容」「サポートの手厚さ」などですが、忘れてはいけないのが取引にかかる「手数料」です。
FXにはトレードの際にかかるスプレッドと呼ばれるものや、その他の手数料あり、その金額はFX会社によってバラバラです。手数料をしっかりと確認せずにいると、思わぬ「損」を生むことになります。
そこで今回はLINE FXのスプレッドと手数料についてわかりやすく解説します。
この記事を読めば、LINE FXでかかる手数料についてしっかりと理解ができ、思わぬ「損」を避けることができます。
ぜひ参考にしてみてください。
スプレッドの基礎知識
まずは、FX取引をする際に必ず知っておく必要がある「スプレッド」について、わかりやすく解説します。スプレッドを理解していないと、せっかく良いトレードができても思ったより利益が出なかった、なんてことになりかねません。
「なんとなくは知っているけど…」という方はここでしっかりと確認しておきましょう。
スプレッドとは?
FXの取引では、二国間の通貨を売り買いして、出た差額を利益とします。このとき、売るときの価格と買うときの価格が異なります。
このときに出た、売値と買値の差額のことをスプレッドといいます。
FXでは
- 「買値」のことを「Ask(アスク)」
- 「売値」のことを「Bit(ビッド)」
と呼び取引を行います。
例えば、米ドル/円のBid(ビッド)が1ドル110円60銭のときにAsk(アスク)が1ドル110円65銭の場合、スプレッドは5銭(0.05円)となります。
上記のような取引で発生する差額(=スプレッド)が、トレーダーが負担する実質の手数料というわけです。
スプレッドはFX会社によって各自定められています。スプレッドが広いFX会社を選ぶか、狭いFX会社を選ぶかで、トレーダーが負担する取引コストが決まるのです。
なので、取引コストをより抑えたいなら、各FX会社のスプレッドをしっかりと把握するようにしましょう。1回の取引では小さな額ですが、取引回数を重ねれば無視できない金額になるので気を付けてください。
スプレッドの単位は銭とpips(ピップス)
スプレッドは銭とpips(ピップス)で表記します。
pips(ピップス)とは、通貨のレートが変動するときに使われる単位で、通貨ペアによって異なるお金の単位を統一するための用語です。
1pipsは各通貨の最小単位を100分の1にした価格です。
日本円なら1円の100分の1つまり0.01円(1銭)となるので、1pips=1銭となります。
米ドルなら1セントの100分の1で1pips=0.01セントとなります。他の通貨も同様に計算します。
スプレッドを表すときはpipsで記載されていることもあるのでしっかり覚えておきましょう。
スプレッドは一定ではない
スプレッドは同じFX会社で同じ通貨ペアだとしても、常に一定ではありません。実際は各金融機関の相場の見通しや思惑、需要関係によって細かく変動しているのです。
ですが、このように小刻みにスプレッドが変わると取引がしづらいので、FX会社では「原則固定」といわれる方式を採用している場合があります。
原則固定は、特殊な事情が生じた場合を除いて、各FX会社が定めた通貨ペアのスプレッドを固定するというものです。
スプレッドが変動する場合
では、スプレッドが変動する特殊な事情とはどのようなものなのでしょうか?具体的には以下の2つのタイミングでスプレッドは変動します。
為替市場で大きな変動があったとき
スプレッドが変動するタイミングの1つ目は、為替市場に突発的な事象が生じたときです。
突発的な事象の過去の例には、リーマンショックやコロナショックが挙げられます。
このようなとき、外国為替市場は乱高下しスプレッドは拡大しやすくなります。
実際に、コロナショックの際は各FX会社がスプレッドの原則固定を中止しました。
市場の流動性が下がるとき
スプレッドが変動する2つ目のタイミングは、市場の流動性が下がるときです。
例えば早朝の取引時間や重要な経済指標の発表前などがあります。
早朝は市場参加者が少ないために市場の流動性が下がります。また、重要な経済指標の発表前も投資家間で様子見が起きるので流動性が下がります。そして経済指標が発表された後は、急激に注文が増えることによる需要バランスの崩れによってスプレッドが広がることになります。
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LINE FXのスプレッドはいくら?
ここまでスプレッドの基本的な内容について解説しました。ここからはLINE FXのスプレッドをみていきましょう。
通貨ペア | スプレッド | 通貨ペア | スプレッド |
米ドル/円 | 0.2銭 | 豪ドル/米ドル | 0.9pips |
ユーロ/円 | 0.5銭 | NZドル/米ドル | 1.4pips |
英ポンド/円 | 1.0銭 | ユーロ/英ポンド | 0.8pips |
豪ドル/円 | 0.7銭 | ユーロ/豪ドル | 1.4pips |
NZドル/円 | 1.2銭 | 英ポンド/豪ドル | 1.4pips |
カナダドル/円 | 1.5銭 | ユーロ/NZドル | 2.9pips |
スイスフラン/円 | 1.6銭 | 英ポンド/NZドル | 3.9pips |
南アフリカランド/円 | 1.0銭 | 豪ドル/NZドル | 1.9pips |
メキシコペソ/円 | 0.3銭 | 米ドル/スイスフラン | 1.5pips |
トルコリラ/円 | 1.7銭 | ユーロ/スイスフラン | 1.6pips |
ユーロ/米ドル | 0.4pips | 英ポンド/スイスフラン | 2.6pips |
英ポンド/米ドル | 1.0pips |
※スプレッドは原則固定、例外あり
※2021年1月現在のLINE FXの公式HPを参照にしたスプレッドです。
LINE FXでは、米ドルやユーロなどの主要通貨関連の通貨ペアに関しては業界最狭水準で提供されています。
もともとは10通貨少なかった通貨ペアも2020年12月19日のアップデートで23通貨まで増え、他社と比べても遜色のないラインナップとなりました。
LINE FXのスプレッドの注意点
豊富な数の通貨ペアを業界最狭水準のスプレッドで提供しているLINE FXですが、一つだけ注意点があります。
それは「時間帯によって提供されるスプレッド値が変わる」こと。
LINE FXには「広告スプレッド」と「通常スプレッド」という2種類のスプレッドがあり、下記のように取引する時間よってどちらかのスプレッドが適用されます。
広告スプレッド | 通常スプレッド |
AM9:00〜翌日AM3:00 | AM3:00〜AM9:00 |
通常スプレッドが適用される時間帯では、スプレッドは原則固定ではなくなるので、必ずスプレッドがどれくらい開いているか確認するようにしましょう。深夜や早朝をメインに取引をしたい方は特に注意が必要です。
通常スプレッドの時間帯での値は以下のようになっています。
通常スプレッド(AM3:00〜AM9:00)例外あり | |||
通貨ペア | スプレッド | 通貨ペア | スプレッド |
米ドル/円 | 0.2〜3.6銭 | 豪ドル/米ドル | 0.9〜4.5pips |
ユーロ/円 | 0.5〜5.4銭 | NZドル/米ドル | 1.4〜7.4pips |
英ポンド/円 | 1.0〜8.9銭 | ユーロ/英ポンド | 0.8〜6.8pips |
豪ドル/円 | 0.7〜5.4銭 | ユーロ/豪ドル | 1.4〜8.4pips |
NZドル/円 | 1.2〜7.2銭 | 英ポンド/豪ドル | 1.4〜8.4pips |
カナダドル/円 | 1.5〜7.9銭 | ユーロ/NZドル | 2.9〜9.9pips |
スイスフラン/円 | 1.6〜8.9銭 | 英ポンド/NZドル | 3.9〜10.9pips |
南アフリカランド/円 | 1.0〜4.5銭 | 豪ドル/NZドル | 1.9〜8.9pips |
メキシコペソ/円 | 0.3〜2.9銭 | 米ドル/スイスフラン | 1.5〜8.5pips |
トルコリラ/円 | 1.7〜7.5銭 | ユーロ/スイスフラン | 1.6〜8.6pips |
ユーロ/米ドル | 0.4〜3.6pips | 英ポンド/スイスフラン | 2.6〜9.6pips |
英ポンド/米ドル | 1.0〜8.9pips |
※2021年1月現在のLINE FXの公式HPを参照にしたスプレッドです。
LINE FXはその他に手数料はかかるの?
ここからは、LINE FXのスプレッド以外の手数料についてみていきましょう。LINE FXでは以下の手数料があります。
- 口座開設手数料
- 口座維持費用
- 取引手数料
- 入金手数料
- 出金手数料
- ロスカット手数料
それぞれの手数料の詳細について順番に解説します。
口座開設手数料・口座維持費用
口座の開設時と、開設した口座を維持するのに必要な管理費用です。
LINE FXではどちらの費用も無料となっています。口座維持費用がかからないおかげで、しばらくトレードをしなくなっても手数料を気にする必要がありません。
取引手数料
為替取引(トレード)をする際に発生する、FX会社に支払う手数料です。LINE FXでは取引手数料は無料です。
先ほど説明したスプレッドが実質的な取引手数料だと考えておきましょう。
入金手数料
入金手数料は、銀行口座などから自分の資金をFX口座へ入金するときにかかる手数料のことです。LINE FXには「クイック入金」と「振り込み入金」の2種類の入金方法があります。
LINE FXでは「クイック入金」での手数料は無料となっています。
ただし、クイック入金を利用するには各提携金融機関でインターネットバンキングの契約をしている必要があるので注意してください。
振り込みは1,000円以上からで、利用可能な金融機関は以下の7機関になります。
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- ジャパンネット銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- ゆうちょ銀行
もう一つの振り込み入金では、すべての銀行(店頭・ATM・インターネットバンキング)からご自身の口座へ振り込みにて入金することができます。ですが手数料はお客様負担となりますので可能であればクイック入金を利用することをおすすめします。
出金手数料
出金手数料は、FX口座にある資金を登録している出金先銀行口座へ移すときにかかる手数料です。
LINE FXでは出金手数料は無料です。
出金スケジュールは、営業日の15:00までの手続きなら翌営業日付、それ以降の出金(土・日・祝含む)の場合は翌々営業日となります。
ロスカット手数料
LINE FXではロスカット手数料も無料です。
ロスカット手数料とは証拠金維持率(口座清算価値 ÷ 必要証拠金 × 100)が100%を下回りロスカットが適用された際に発生する手数料のことです。
LINE FXスプレッドと手数料 : まとめ
この記事では、LINE FXのスプレッドや手数料について解説しました。簡単にまとめると以下の通りです。
広告スプレッド | 通常スプレッド |
AM9:00〜翌日AM3:00 | AM3:00〜AM9:00 |
原則固定 例外あり | 例外あり |
口座開設手数料 | 無料 |
口座維持費用 | 無料 |
取引手数料 | 無料(スプレッドのみ) |
入金手数料 | クイック入金 : 無料
振り込み入金 : お客様負担 |
出金手数料 | 無料 |
ロスカット手数料 | 無料 |
LINE FXはほとんどの手数料が無料で、主要な通貨ペアのスプレッドも業界最狭水準ですのでトレーダーに優しいFX会社といえます。
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