はてな
- YJFX!で使えるインジケーターは?
- 初心者でもインジケーターって使えるの?
- YJFX!独自のMT4インジケーターがあるの?
- 逆に使えないものはあるの?
などの疑問を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか
目次
- YJFX!で使えるインジケーター
- 初心者でも使えるインジケーターとその使い方
- YJFX!独自のMT4インジケーター
- 使えないインジケーター
YJFX!で取引しようと思っている方や、現在YJFX!で取引している方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
YJFX!で使えるインジケーター一覧
YJFX!で使えるインジケーターをツール別に一覧にしています。
ツール | トレンド系インジケーター |
オシレーター系インジケーター
|
外貨exWebブラウザ版 | 移動平均線(SMA)、EMA(指数平滑移動平均線)、WMA(加重移動平均線)、ボリンジャーバンド、一目均衡表、HLバンド、パラボリックSAR、エンベロープ、回帰トレンド、線形回帰分析、Pivot、GMMAチャート(複合型移動平均線)、スパンモデル、スーパーボリンジャー、ジグザグ |
MACD、RSI、RCI、ストキャスティックス、DMI、CCI、モメンタム、ATR、ROC、DPO、移動平均乖離率、%価格オシレーターAroon-Indicator、Aroon-Oscillator、ウィリアムズ%R、アルティメットオシレータ
|
iPhoneアプリ | 移動平均、ボリンジャーバンド、EMA、一目均衡表、スパンモデル、スーパーボリンジャー |
ストキャスティクス、MACD、RCI、RSI、DMI(ADX)
|
Androidアプリ | 移動平均、ボリンジャーバンド、EMA、一目均衡表、スパンモデル、スーパーボリンジャー |
ストキャスティクス、MACD、RCI、RSI、DMI(ADX)
|
多くのインジケーターがありますが、すべてを使ったとしてもあまり意味がありません。
インジケーターは対象の状態を知るための指標です。
ですので、インジケーターから得られる情報をどう使うかの方が重要です。
では、初心者でも使いやすいインジケーターの使い方を詳細に解説していきます。
初心者でも使いやすいインジケーターとその使い方
インジケーターは大まかに2種類分けられます。
ポイント
- トレンド系インジケーター
トレンド系インジケーターはトレンド発生時に機能しやすいとされています。 - オシレーター系インジケーター
オシレーター系インジケーターはトレンドが発生していないとき、主にレンジなどで機能しやすいとされています。
トレンドインジケーター
- トレンドとは、上昇トレンドなら高値と安値を切り上げながら上昇している状態のことです。
- レンジとは、高値と安値の間を行ったり来たりしている状態のことです。
そして、インジケーターを使う場合に以下の点に注意が必要です。
ポイント
- インジケーターが何を表しているのかわかるもの
- 自分なりの使い方が明確であるもの
以上の認識ができてるのであれば、あなたにとって使えるインジケーターとなります。
また、インジケーターは効くときもあれば効かないときもあるので、インジケーターだけに頼ることはあまりおすすめできません。
なぜなら、相場はテクニカルだけで動いているわけではなく、ファンダメンタルや人間の心理などにも影響を受けるからです。
例えば、オシレーター系のインジケーターが買われすぎを示していても、市場がリスクオン(リスクを取りやすい状態)であれば、投資家の心理もよりリスクをとれる状態にあるので、リスク資産であっても買い進んでいくということは珍しくはありません。
ですから、インジケーターのみを参考にせず、他の材料にも目を向けつつ、補助的に使用するくらいがちょうどいいと思います。
では、その中でもどんなインジケーターが使えるのでしょうか。
初心者にも簡単に扱えて、多くの人が使用しているものが良いと思います。
ですから、まずはシンプルな移動平均線をおすすめします。
シンプルなインジケーター「移動平均線」の使い方
では、移動平均線の具体的な使い方を解説していきます。
移動平均線は一定期間の価格の平均をラインで表したもので、トレンドが発生しているときの押し戻りの基準として使います。
実際に移動平均線を基準としてトレードするとどうなるのかを見ていきましょう。
その前に、移動平均線を使うルール設定を行います。
ルール
- 移動平均線を価格が上抜ける
- 価格が再び移動平均線に戻ってくる
- 価格が移動平均線にサポートされて陽線が確定したら買い
- 利食いはラウンドナンバー(グリットライン)
- 損切りは直近の安値を下抜けるor移動平均線を下抜ける、どちらか安い方の下に置く
- 売りの場合は逆
以上のようなルールでトレードすると、
結果は6回トレードを行い、3勝3敗で損益はトントンという感じです。
見てお分かりの通り、トレンドの判断ができていないので、売り買いが入り乱れています。
では、ここでトレンドの発生を明確にするためにもジグザグというインジケーターも併せて使ってみましょう。
高値安値を認識するインジケーター「ジグザグ」
ジグザグは高値安値をとらえるためのインジケーターです。
高値安値がわかれば、トレンド、もしくはトレンドが発生していない状況の認識がしやすくなります。
では、移動平均線とジグザグを使用するルール設定を行いましょう。
ルール
- ジグザグでトレンドを確認する
- 高値安値を切り上げていれば、上昇トレンド(下降トレンドは逆)
- 上昇トレンド中に、移動平均線を価格が上抜ける
- 価格が再び移動平均線に戻ってくる
- 価格が移動平均線にサポートされて陽線が確定したら買い
- 利食いはラウンドナンバー(グリットライン)
- 損切りは上昇トレンドが崩れるポイントに置く
- 売りの場合は逆
以上のルールでトレードすると・・・
上のチャートのようになります。
始めのトレードは、
ポイント
- 1の地点で高値と安値を切り上げ、上昇トレンドが発生しているので、押し目を狙っていける状態だとわかります。
- 移動平均線を上抜けて戻ってきてサポートされ、陽線が確定したら買います。
- 損切りは上昇トレンドが崩れるポイントです。
- 目標は次のグリッドラインなので、利食いはできず、安値を切り下げた時点で損切りです。
次のトレードは、
ポイント
- 2の地点では高値と安値を切り下げてきているので下落トレンド発生と考えて戻りから売っていきます。
- 移動平均線まで戻ってきてレジスタンスされ、陰線が確定したら売ります。
- 次のグリッドラインで利食いができます。
先ほどと違うのが損切りのポイントです。
直近の高値ではなく、下落トレンドが崩れるポイントなので、高値が切り上がるポイントに損切りを置いておきます。
こうすることで、トレードした理由(下降トレンド発生)がなくなる場所(下降トレンドが崩れるポイント)という明確な根拠をもったポイントに損切りを設定することができます。
結果は2回トレードを行い、1勝1敗で損益はやはりトントンといった感じです。
しかし、先ほどと比べて明らかにトレード数が減っていることがわかると思います。
インジケーターを使う理由とは?
トータルで勝つためにはトレード数を増やすのではなく、無駄なトレードを減らす方が重要です。
インジケーターを組み合わせることで、フィルターをより強化し、エントリーポイントを厳選することで、勝ちやすいトレードができるようになります。
これが、インジケーターを使う最大の理由といっても良いでしょう。
とは言っても、「確かにエントリー数は減ったけど、なんだかあまりぱっとしない結果だな」と思われる方もいらっしゃると思います。
その理由は、このチャートでは見えない部分に原因があります。
それが、上位足です。
今まで見ていたのが4時間足で、4時間足の上位足が日足になるので、日足の状態を見てみましょう。
垂直線で示したところが買いで入ったポイントです。
見てわかる通り、日足の現在のトレンドは高値と安値を切り下ている下降トレンドです。
日足では、戻りから売る状況だったのです。
ですので、前述のルールに日足の状況も考慮することを加えれば、買っていく場面はありません。
最後のポイントの売りだけにエントリーが絞られることになります。
そうなると、結果は1回トレードを行い、1勝となり利益も確保することができます。
このように、インジケーターは無駄なエントリーを省いてトータルで利益を残すために使うものです。
ですから、多く使えばいいというものではなく、
- インジケーターが何を表しているのかわかるもの
- 自分なりの使い方が明確であるもの
以上のような条件を備えたものが使えるインジケーターということができるのです。
ジグザグは無数に存在する高値、安値を絞り込んでくれるので、認識すべき高値、安値がわかりやすくなります。
認識するべき高値、安値がわかれば、トレンドの把握もしやすくなります。
相場において高値安値は重要な情報ですので、ぜひジグザグを使ってみてくださいね。
また、押し戻りの基準として「移動平均線」も併せて使ってみてください。
使えないインジケーター
では、使えないインジケーターとはどのようなものでしょうか?
まず、使えるインジケーターの定義は前述したように
使えるインジケーター
- インジケーターが何を表しているのかわかるもの
- 自分なりの使い方が明確であるもの
でした。であれば、使えないインジケーターとは、
使えないインジケーター
- インジケーターが何を表しているのか、わからないもの
- 自分なりの使い方があいまいなもの
ということができますよね。
例えば、先ほどのジグザグというインジケーターも何を表しているのかわからなければ、インジケーターからのサインを受け取ることができません。
また、自分なりの使い方があいまいであれば、トレンド時に使っていたインジケーターを、ある時はレンジで使ってみたりと、一貫性のないトレードになってしまいます。
そうなれば、表示させていても使えないインジケーターとなってしまいます。
ですので、現在お使いのインジケーターが何を表しているのか、自分なりの使い方は明確なのかを今一度確認してみるのも良いことだと思います。
以上「Exチャート」でのインジケーターの使い方について見てきました。
その他に、YJFX!には独自のインジケーターが用意されています。
YJFX!の独自インジケーターを使うにはMT4を使わなければなりません。
最後にMT4の導入方法に加えて、MT4独自のインジケーターについても軽く触れていきます。
YJFX!でのMT4の使い方
MT4とは多くのトレーダーが愛用しているツールです。
MT4の使いやすさ、インジケーターの多さ、高い機能性は、多くの方が使用しているという事実が証明していると思います。
YJFX!ではMT4も使うことができるので、一度は使用をしてみることをおすすめします。
ではMT4の導入方法を見ていきましょう。
YJFX!のMT4導入手順
導入は簡単で、
- 外貨exにログインします。
- 投資ツール>MT4チャートの「アカウント登録」をクリックします。
ログインID、パスワード、サーバーが表示されます。 - 投資ツール>MT4チャートの「ダウンロード」をクリックするとパソコンにダウンロードされるのでインストールを行います。
MT4へのログイン方法
- MT4を起動
- ログインID、パスワード、サーバーを入力しログインをクリックします。
ログインすると上のような画面が表示されます。
注意点として、YJFX!のMT4は分析用であり、取引を行うことができません。
しかし、分析だけでも使う価値はあると思います。
次にMT4で使える、YJFX!の独自インジケーターに軽く触れておきます。
YJFX!独自のMT4インジケーター一覧
トレンド系インジケーター |
オシレーター系インジケーター
|
|
MT4チャート | Searching for a break point&trend band |
YJFX inc_Slide_Oscillator
|
YJFX inc_trendbelt |
YJFX inc_Stochastic_bands
|
|
Trend Countdown | bands_Alert | |
ATR_Break
|
||
HLbands_trend
|
||
trend_assistance |
以上の独自インジケーターは
独自のインジケーター
- トレンド系インジケーター
- オシレーター系インジケーター
Exチャートと同じように、大まかに2種類に分類されています。
使う場面も前述したように、
ポイント
- トレンド系インジケーターは、トレンド発生時に機能しやすい
- オシレーター系インジケーターはトレンドが発生していないとき、主にレンジなどで機能しやすいとされています。
YJFX!独自インジケーターの詳しい使い方はYJFX!公式サイトで解説されています。
ただし、使う際には使い方を明確にしてからのほうが良いでしょう。
YJFX!のインジケーターのまとめ
YJFX!のインジケーターを見てきました。
多くのインジケーターが存在しますが、そのインジケーターが使えるインジケーターなのか、使えないインジケーターなのかの判断基準も提示させていただきました。
大切なことなので、もう一度確認すると、
ポイント
- インジケーターが何を表しているのかわかるもの
- 自分なりの使い方が明確であるもの
ということができます。
そして、初心者でも使えるインジケーターの使い方を詳細に解説させていただきました。
インジケーターは使い方によっては、使えるものにも使えないものにもなってしまいます。
ですので、上記基準をもってインジケーターの選別を行うことをおすすめします。