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- YJFX!で取引するときの手数料はかかるの?
- YJFX!のスプレッドが知りたい
などの疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
この記事では以下のことを解説しています。
この記事を読むことで、YJFX!で取引するときに必要な手数料や各通貨のスプレッドの把握ができます。
また、FX取引をする際の注意点がわかるので、FX取引の前にご一読いただけたらと思います。
YJFX!で取引するときの手数料
取引手数料 | 無料 | ||
入金手数料 | 振込入金の場合(円貨・外貨) | 各金融機関からの振込手数料 | |
クイック入金(円貨のみ) | 無料 | ||
出金手数料 | 円貨 | 無料 | |
外貨 | 1,500円/1回 ※リフティングチャージなどの手数料が発生する場合があります。 |
||
口座開設手数料・口座維持手数料 | 無料 |
上表のようにほとんどの手数料が無料となっています。
取引手数料
取引手数料は無料となっていますが、実質的な手数料としてスプレッドが存在しています。(スプレッドについては後述します。)
入金手数料
クイック入金を行えば、原則24時間即時に取引口座に入金が反映されます。
注意点として、入金額は2,000円以上からになっています。
クイック入金を使わずに、振込入金を行う場合は、手数料を負担しなければなりません。
振込入金を行う場合、以下の条件を満たせば、30分~1時間程度で口座に入金が反映されます。
ポイント
- 振込元で当日扱いの振込であること
- 15時までにYJFX!へ入金情報が届いていること
- 入金情報に不備がないこと
注意点として、以下のような時期は、金融機関の処理に時間がかかる場合があります。
注意ポイント
- 毎月5・10日
- 週初め
- 祝日明け
- 月末
出金手数料
300万円以内の出金 |
300万円超の出金
|
|
通貨 | 円貨のみ | 円貨のみ |
出金反映 | 即時 |
翌々銀行営業日
|
出金手数料 | 無料 | 無料 |
時間帯 | 8:50~14:30(オンタイム) | 24時間受付 |
上表からわかる通り、300万円以内の場合と300万円超では、出金の反映タイミングが異なるので注意が必要です。
ですので、急ぎの出金の場合であれば、300万円以下の範囲内でかつ、8:50~14:30のオンタイムに出金手続きを行う必要があります。
また、YJFX!で外貨の出金を行う場合は手数料が発生するので、ご注意ください。
口座開設手数料・口座維持手数料
口座開設手数料・口座維持手数料はともに無料です。
口座を開設したからといって費用が発生するわけではありません。
ですので、口座開設を迷っている方はとりあえず口座開設をしておいても良いかもしれません。
次はYJFX!のスプレッドについて見ていきましょう。
YJFX!のスプレッド一覧(※2021年1月14日時点)
通貨ペア | 午前9時~翌午前3時 | 左記以外の時間帯 | 通貨ペア | 午前9時~翌午前3時 |
左記以外の時間帯
|
米ドル/円 | 0.2銭 | 4.0銭 | ユーロ/米ドル | 0.4pips | 4.0pips |
ユーロ/円 | 0.5銭 | 6.0銭 | 英ポンド/米ドル | 1.0pips | 10.0pips |
豪ドル/円 | 0.7銭 | 6.0銭 | 豪ドル/米ドル | 0.9pips | 6.0pips |
NZドル/円 | 1.2銭 | 8.0銭 | NZドル/米ドル | 1.6pips | 10.0pips |
英ポンド/円 | 1.0銭 | 10.0銭 | 英ポンド/豪ドル | 1.5pips | 31.0pips |
スイスフラン/円 | 1.8銭 | 10.0銭 | ユーロ/豪ドル | 1.5pips | 10.0pips |
カナダドル/円 | 1.7銭 | 8.0銭 | ユーロ/英ポンド | 1.0pips | 10.0pips |
人民元(CNH)/円 | 3.0銭 | 6.0銭 | 米ドル/スイスフラン | 1.6pips | 10.0pips |
香港ドル/円 | 3.0銭 | 6.0銭 | ユーロ/スイスフラン | 1.8pips | 10.0pips |
南アフリカランド/円 | 1.3銭 | 2.1銭 | 英ポンド/スイスフラン | 2.8pips | 12.0pips |
トルコリラ/円 | 3.0銭 | 7.0銭 | 豪ドル/スイスフラン | 3.0pips | 10.0pips |
メキシコペソ/円 | 0.4銭 | 0.8銭 | カナダドル/スイスフラン | 3.0pips | 15.0pips |
まず、「スプレッド」から解説していきます。
スプレッドはFX取引を行う時の売値と買値の差額のことです。
例えば、ドル円の売値が100.000円、買値が100.002円の時に10,000通貨で瞬間的に買って売ったとします。
買うときには100.000円×10,000通貨=1,000,020円かかりますが、売るときには100.000円×10,000通貨=1,000,000円です。
20円分(0.002円×10,000通貨)だけ資金が減ってしまいます。
ですので、スプレッドが実質的な手数料と言われているのです。
1回の取引ではたいした金額にはなりませんが、取引回数が増えるごとにスプレッドは積み重なっていくので、短期トレードをする方にとってスプレッド幅は重視しなければならないポイントです。
上表からもわかるように、時間帯によってスプレッドにかなりの幅があることがわかります。
特に午前9時~翌午前3時以外の時間帯ではスプレッドが大きく広がっています。
その理由も含め、次はFX取引を行う上での注意点をいくつか解説していきます。
FX取引の際の注意点
FX取引を行う際に注意しなければならないポイントをいくつか押えておくことで、有利に取引を進めることが可能です。
はじめに、スプレッドを表記する際に使われる「銭」と「pips」について解説していきます。
スプレッドの「銭」と「pips」についての注意点
スプレッド一覧では「銭」で表記されているものと「pips」で表記されているものがあります。
この違いは円が入っている通貨ペアなのかどうかの違いです。
pipsとは取引において使用される単位のことで、異なる通貨でも共通単位のpipsとして表すことができます。
1pips=0.01円=1銭であり、1pips=0.0001米ドルです。
例えば、ドル円を100円で10,000通貨買って、101円で売った場合101円(売値)-100円(買値)=1円×10,000通貨、10,000円の利益になることがわかります。(スプレッドは考慮せず)
では、ユーロドルの場合どうでしょうか。
ユーロドルを10,000通貨、1.20ドルで買い、1.21ドルで売った場合は1.21-1.20=0.01×10,000通貨=100ドルとなり、利益は100ドルであることがわかります。(スプレッドは考慮せず)
ユーロドルを取引した場合の損益を把握するためにも、利益の100ドルを日本円に換算しなければなりません。
そこで、ドル円のレートを使って換算します。
1ドル=100円の時であれば、100ドル×100円=10,000円となり、ユーロドルで得た利益100ドルは日本円に換算すると10,000円の利益ということがわかります。
このように、円が入っていない通貨ペアを取引する場合、損益を把握するためには手間がかかってしまいます。
ですので、損益把握を簡単にするためにも、初心者の方であれば円が絡んだ通貨ペアがおすすめです。
時間帯による注意点
FXでは時間帯によって異なる動きをします。
それぞれの市場による特徴や取引量の多寡があるためです。
時間帯による影響はスプレッドの広がりとして現れることがあります。
以下の場合では、特にスプレッドが広がりやすくなっています。
ポイント
- 早朝の時間帯
- 重要指標発表時
- 突発的な事象が発生した時
早朝などの時間帯は市場参加者が減り、取引量も減るため流動性が低下することで、スプレッドが広がりやすくなります。
反対に重要指標の発表時などでは、注文や価格が一方向に変化しやすくなり、取引の相手方がいなくなり、流動性が悪化するためスプレッドが広がりやすくなります。
自然災害などの突発的事象によっても注文や価格が一方向に変化しやすくなり、流動性が悪化してスプレッドが広がりやすくなります。
ですので、スプレッドが広がりやすい時間帯を把握したり、重要指標の日程を把握したりすることで、スプレッドが広がった状態でのトレードを回避することができます。
また、突発時な事象への対応策として、必ず「逆指値注文」を入れておき、自動で損切りできるような態勢を整えておきましょう。
YJFX!のスプレッド・手数料のまとめ
YJFX!のスプレッド・手数料について解説してきました。
ほとんどの場合、手数料は無料でサービスを受けることができます。
しかし、一部手数料がかかる場合もあるので、上表を参考にしてください。
次にスプレッドに関しては
ポイント
- 実質的な手数料となる
- 「銭」「pips」表記の違い
- 円が絡む通貨ペアと円が絡まない通貨ペアの損益計算
- スプレッドが広がりやすい時間帯
などに注意をしておきましょう。
トレードを行う前に想定できる注意点には事前に対策を施すことで、トレード時の判断ミスを防ぐことができます。
判断ミスの防止は、地味であり簡単なことですが、トータルで勝つためには重要なことです。